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彩乃の日記

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サクリファイス

「ツール・ド・フランス」は聞いたことはあります。
でも、日本でもロードレースがあるんだなあなんて思ってしまうくらい自分にとっては
馴染みがない世界の 話です。
ちなみに自転車のレースの話です。

レースでのエースとアシスト役の関係はすごく面白いです。
自分が犠牲になって一人を勝たせるスポーツというものがあるんですね。

ただ、最後の犠牲は大き過ぎです!

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青空の卵 (創元推理文庫)

「引きこもり探偵シリーズ」第一作です。
ミステリーですが、日常にある謎解きなので、気分が悪くなるようなことはないと思います。

主人公・坂木司には、ちょっと変わった親友・鳥井真一がいます。
過去に苛めにあって引きこもりとなった鳥井は坂木と一緒でしか、外には出ません。
そんな鳥井の興味をひこうと、彼との食卓に坂木が出会った身近な謎を話し ます。
そして、その謎を鳥居が解決するという内容の連作短編集です。
一度事件に関わった人が別な話でまた出てきたりします。

二人の関係がちょっと不思議。
大人の男性二人がこんなだったら、びっくりするでしょうね。
周りからは誤解されてもしかたないかも。

でも、謎が解決され、よかった、よかったで終わる話なので比較的気分よく読みました。

作者の坂木司さんは覆面作家のようです。
性別も不明だそうですが、女性なのかなとなんとなく思いました。
実際はどうなのでしょうね。


 

家守綺譚

きれいな本だなと思い、手に取りました。
作者の梨木さんを全然知りませんでした。
『西の魔女が死んだ』の方だったのですね。
しかもこの本は、本屋大賞ノミネート作品だった。

中身も綺麗な本です。
読み始めてちょっと怖い話なのかなと思ったら全然違います。

主人公は亡くなった親友の家の家守となります。
その家では亡くなった親友や河童や鬼が現れます。
飼い犬となるゴロー、隣のおかみさん、和尚も面白い。
狸や 狐が化かしてくれるのもいい。

ゴローは賢くていい犬でした。

小袖日記

章のタイトルが「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」とくれば、源氏物語。
でも、普通に源氏物語ではありません。
現代の女性が平安時代にタイムスリッ プしてしまいます。
そこで「源氏物語」を執筆する紫式部である香子さまのために
話題を提供する「小袖」という女房と入れ替わって しまったらしく、
そのお仕事をとりあえずやってみることになります。

噂話を仕入れて、噂の本人に会い、インタビューしたりするうちに、
事件がおき、その事件を小袖と香子さまがが解決します。
その事件をもとに源氏物語が書か れていきます。

末摘花がブスなお姫さまになった理由が面白かった。
葵の話は感動してしまいました。
明石の上はただ父親の言いなりになった女性ではなかったのねえ~なんて
思いながら読んでました。

実際「源氏物語」が書かれた背景なんてわからないのだし、
本当にこんなこともあったかもなんて思うのも楽しいのではないでしょうか。



きりこについて

きりこは、ぶすである。とはじまります。

実際ぶすなのに、パァパとマァマに愛され可愛い可愛いと育てられたきりこが主人公の物語です。

ラムセス2世という賢い猫とは運命の出会いをします。



すごく感動してしまいました。

こんなに感動するような話だとは思わなかった。

きりこがほんとにいいのです。ラムセス2世も。

きりこの容姿についての描写はそこまで言わなくてもと思うくらいきついです。

でも、それはラムセス2世や他の猫達には素敵な姿なのです。





きりこの周りの人たちもずっとその後まで書いてあっておもしろい。

なかでもちせちゃんは最高だと思います。

パァパとマァマも理想の両親なのではないでしょ うか。



ちせちゃんが、久しぶりに外に出たきりことたくさんの猫を見るシーンがすごく印象的です。




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